果たしてアンパンマンはヒーローなのか
子供たちの永遠のヒーローアンパンマン。彼の人気は今でもとどまるところを知らない。
子供たちは何の疑問も持つことなくこの食い物と、バイキンと、動物と、たった二人の人間の物語を食い入るように眺めている。
しかし、これは子供たちの間だけの話で、私くらいの年齢となるとそうは行かない。
たくさんの疑問が発生する。
今回はその中でほんの一握りを紹介しよう。
1、アンパンマンの焼き上がり。
アンパンマンは通常ジャム爺さん(この世界でたった二人の人間のうちのひとり)の手によりオーブンで焼かれる。
焼きあがったとき、アンパンマンの後頭部は平らのはずだ。
しかし、頭が本体に接続されたときは球の形である。
このことについて私の立てた仮説はこうだ。
遠心力説
アンパンマンの顔は、ピンチのときは必ずバタコさんの超プロ級ピッチングで本体に届けられる。
この時、もともとアンパンマンについていた顔はどこへ行くのか、という新たな疑問が生じるがそれには今回は目をつぶる。
この時の回転により、顔の中心から外へ向かい遠心力が発生する。
その結果、球形になるのではないだろうか。
しかし、この仮説は否定された。
バタコさんが投げる前から顔はすでに球形なのである。
このように、このことについては56の仮説が立てられているが、いずれも否定されている。
おそらくジャム爺さんによるなんらかのテクニックがあるのであろう。
それでは、疑問の話に戻ろう。
2、共食い
アンパンマンに登場するキャラクター、ニンジンなんとか。(以下;乙)
乙はニンジンを作り、それを小学校に届けている、という役目を果たしている。
これだけならばどうということはない。
問題は、その乙自体がニンジンであることだ。
これは、人間が人間を食べさせているようなものである。
また、食パンを届けている食パンマンについても同じことが言える。
アンパンマンは自分の頭を他の人に食べさせている。
また、バイキンマンに関しては天丼マン、カツ丼マン、釜飯どんの頭の中身を食べるなどとても恐ろしいことをしている。
人間にたとえるともうこれはホラーである。
本当にこれを子供たちに見せてもよいのだろうか。
さらに、次の疑問。
暴力
バイキンマンは毎回かならず最後には「アンパンチ」というボブ・サップ顔負けのミドル級チャンピオンレベルのパンチを受ける。
バイキンマンは毎回アンパンマンをギリギリまで痛みつける。(途中で必ずバタコさんと新キャラクターが一人助けに来る)
このような、現実にすると軽く懲役20年くらいは超えそうな大暴力アニメをほおって置いてよいのだろうか。
このような恐怖を奮うアンパンマンを我々はヒーローと呼んでもよいのだろうか。
このままでは、子供たちはパンを手にするたびに人に投げつけ
自分の頭を引きちぎりお腹がすいている人にあげ
自分で人間を育て、それを小学校にくばり
アンパンチで気に入らない相手を星になるまで吹っ飛ばす。
そんな世界になる前に何とかTV局に手を打っていただきたい。